PROGRAMS

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2/15 Tue 14:00-15:00

ブレイクアウトセッション

「支援現場の性暴力・被害を防ぐ ~“組織の責任”最前線~」

災害・人道支援の現場における性的搾取・暴力・ハラスメントからの保護(PSEAH:Protection from Sexual Exploitation, Abuse and Harassment)への取り組みを始めたNGOの具体例を紹介し、組織の責任としてできることを考えます。

五十嵐豪

特定非営利活動法人CWS Japan プログラムマネージャー
支援の質とアカウンタビリティ向上ネットワーク(JQAN) 代表 
英国の大学を卒業後、民間企業での勤務を経て、国際協力NGOに勤務。東日本大震災、熊本地震、台風ハイエン(フィリピン)、ハイチ大地震など国内外の多くの災害支援や、アフガニスタンやシリア、ソマリア、南スーダンなどの難民支援に現場で関わってきた。2020年にCWS Japanに入職し、パキスタンの防災事業などを担当している。PSEAHワーキンググループのメンバーとして、その取り組みの啓発と普及に取り組んでいる。その他、スフィアなどの国際基準の研修トレーナーや、最新版のスフィアハンドブック翻訳監修も行っている。

草野洋美

公益財団法人ジョイセフ アドボカシーコンサルタント
民間企業でCSRを担当した際に東日本大震災被災者支援活動に携わったのをきっかけに、一念発起して社会人大学院留学。フィリピン、コスタ・リカの大学院にてグローバル・ポリティクス、ジェンダーと平和構築の修士号を取得。ESD Global, Empowerment Self-Defenseトレーニングレベル1修了。2019年より公益財団法人ジョイセフに勤務。現在はアドボカシーコンサルタントとして、セクシュアル・アンド・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)、ジェンダー平等、女性と女児のエンパワーメントに関するアドボカシ―活動に携わる。GII/IDI懇談会事務局担当。

尾立素子

認定NPO法人IVY海外事業担当
宇都宮大学大学院 地域創生科学研究科 博士後期課程学生
防災士
大学を卒業後、国際協力 NGOに勤務し、カンボジア、 ラオス、 パキスタンなどで駐在をした他、遠隔管理でアフガニスタン、イラクなどの人道支援事業の運営に携わった。業務経験を通じて、人道開発支援事業の被益者の権利に関心を持ち、2018 年に英国サセックス大学、ジェンダー・暴力・紛争 修士課程では、性暴力の防止について調査した。現在、博士後期課程で、PSEAH対策を批判的に考察し、改善方法を研究している。2021年9月より認定NPO法人IVYにて海外事業担当として組織内でのPSEAHの推進に従事する。

榎田真季

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン プログラム部
2018年より現職。性的搾取・虐待およびハラスメントからの保護(PSEAH)の他、女性の経済的エンパワーメント、ジェンダー平等促進、若者の保健プロジェクト等を担当。以前は、インドネシアにて、企業による女性のエンパワーメント推進のための行動原則であるWomen's Empowerment Principlesの推進、日本の外務省にて女性・安全・平和保障、バングラデシュにてジェンダーに基づく暴力防止等に従事。

プログラムのスケジュールやスピーカーなどは、予告なく変更となる場合があります。
イベント当日は、主催者や取材メディアによる写真・動画撮影などが行われ、各種広報媒体で使用させていただく場合があります。