PROGRAMS

25

2/15 Tue 15:15-16:15

ブレイクアウトセッション
「ライオンとタヌキと犬が真面目に考える国際協力NGOの将来」

我々国際協力NGOはどう変化していくべきなのか。そして、どう変化していきたいのか。

NGOセクターが右肩下がりとささやかれ始めてもう10年以上がたつ。その間にも世界全体は変化を続けている。深刻な被害と変化をもたらす気候変動に対して私たち国際協力NGOは対応できているだろうか。もしかしたら政府・企業の方が動きが早いかもしれない。「民主主義」vs「権威主義」に起因する世界各国の人権侵害の拡大や市民社会スペースの縮小の流れを反転することができているだろうか。あるいは資本主義がよりよいものに変化するために私たちは何か出来てきたのだろうか。

と同時に、いまこの瞬間に人権侵害を受けたり、貧困にあえいだり、虐待をされたりしてしまったり、といった人たちと私たちは向き合ってきた。そうした組織やネットワークをつくってきた。必死に頑張ってきた。そして、上に述べたような社会の変化に向き合って、より良い社会のため、プロジェクトレベルでも、構造レベルでも、あるいは価値規範のレベルでも、行動をしてきた。その積み重ねについて誇りに思い、感謝の気持ちがある。

でも、「どうしたらいいんだ?」という無力感もある。

そんな真面目な話を、様々な体験とデータを交えながら語り合います。あまりにも真面目すぎる話なので、当日は遊び心も持ち込みます。うまれてきている未来の芽や変化の兆し、「私達はどうしていきたいんだろう」というWishについても共有できればと思っています。

下澤嶽

ジュマ・ネット 共同代表
1988年に(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会の駐在としてバングラデシュへ。帰国後、1998年に同会事務局長。2002年7月に退職し、同時にエスニックマイノリティの支援するNGO、ジュマ・ネットを友人たちと設立。2006年7月から2010年3月まで(特活)国際協力NGOセンター事務局長。2010年4月より、静岡文化芸術大学教員。ジュマ・ネット共同代表。2007年度愛知大学同窓会優秀奨励賞、2021年アーユスNGO大賞を受賞。著書「バングラデシュ、チッタゴン丘陵で何が起こっているか」(2012 ジュマ・ネット)、「開発NGOとパートナーシップ 南の自立と北の役割」(2007 コモンズ)。

井川定一

開発・人道支援コンサルタント
地域開発学修士(国立フィリピン大学大学院)。日本の国際協力NGOにて15年間(内12年間は事務局長)勤務し、フィリピン、イエメン、ジブチ等での開発及び緊急救援事業を管理。NGO外務省連携推進委員NGO側副代表、NGOJICA協議会NGO側メインフォーカルコーディネーター等を歴任。2020年より、長野県や熊本県に移住し、災害ボランティアとして被災家屋の修繕を行う傍ら、フリーランスの人道支援・開発コンサルタントとして、NGO外務省連携推進委員会NGO側調査・提言員、関西NGO協議会提言専門委員政策アドバイザー、一部上場企業の助成金審査員、外務省委託調査員、SDGs白書NGO・NPO部門執筆、JaNISS認定安全管理講師、全国NPO・NGO経営改善相談対応、公益財団役員・教育機関等講演講師、緊急人道支援事業管理、各種調査主任(CODIV-19感染症の国際協力NGOへの影響調査、全国国際協力系NPO法人財務調査)等。バンライファー。

本木恵介

NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC) 理事長
認定NPO法人かものはしプロジェクト共同創業者・理事長。大学2年生の時に共同創業者の村田と出会い、2002年にかものはしプロジェクト設立。インドで「子どもが売られる問題」をなくすための活動を、日本で子どもの不条理をなくすための活動を行っている。2019年、約150のNGOが加盟する、NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)の理事長に就任。セクターを超え、皆が「共に生きる社会」の実現を目指す。NPO法人SALASUSU理事。特定非営利活動法人新公益連盟幹事。システムコーチ。2児の父。

プログラムのスケジュールやスピーカーなどは、予告なく変更となる場合があります。
イベント当日は、主催者や取材メディアによる写真・動画撮影などが行われ、各種広報媒体で使用させていただく場合があります。