PROGRAMS
セッション

パートナーシップ

04

11/11 Sat 15:15-16:15

3F KFC Hall

ブレイクアウトセッション

『インパクト』をどう捉えるか-社会価値と企業価値の両立を目指してー

SDGs達成に向け企業の果たす役割が重要視される中、企業は社会・環境への価値と、企業価値との両立を模索してきました。
世界の中で「インパクト」を重視する流れが強まる中、企業がもたらす社会的価値をどう測り、貢献をどう成果として捉えられるか、その測り方・捉え方が今問われており、これは企業に限ったことではありません。またSDGs達成に向けた一つの手段として、企業とNGOの連携もその重要性を増す中、私たちはそれぞれ、また連携によりSDGsへのインパクトをどうもたらすことができるのでしょうか。
インパクトとは何を指し、それをどう測るのか、という理解を踏まえた上で、手法や具体例を通じてSDGs達成へのインパクトを意図した個別・連携事例を紹介しながら、企業とNGOがそれぞれ・連携を通じSDGsへのインパクトをどうもたらすことができるのか、を考える機会とします。

伊藤健

特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン 代表理事
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任准教授
卒業後、日系メーカー勤務を経て、米国Thunderbird Global School of Management にて経営学修士課程を修了後、GE Internationalに入社。シックス・シグマ手法を使った業務改善や、コーポレート・ファイナンス部門で企業買収後の事業統合等を行う。2008年GE社を退職、NPO法人ISL社会イノベーションセンターを経て、2010年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任助教。2023年より特任准教授。
主に社会的インパクト評価を中心に研究し、2014年-2015年には、G8社会的インパクト投資タスクフォース日本諮問委員会の事務局、2015年経済産業省「ヘルスケア分野におけるソーシャル・インパクト・ボンドに関する検討会」委員長、内閣府「共助社会づくり懇談会 社会的インパクト評価検討WG」委員会主査を務めるなど、日本の社会的インパクト評価、ソーシャルインパクトボンド、社会的投資の普及促進に尽力している。

赤堀久美子

リコージャパン株式会社 経営企画本部コーポレートコミュニケーションセンター SDGs推進グループ グループリーダー
国際協力NGOセンター 理事
大学卒業後、リコーにてデジタルカメラの海外販売業務に従事。2003年、NPO法人ジェンに転職。イラクに駐在し、学校修復事業に携わった後、東京本部にて、イラク、アフガニスタンの復興支援等を担当。2008年、再度リコーに入社し、以来、サステナビリティ部門において、事業を通じた社会課題解決の取り組み、NGP/NPOと連携した社会貢献活動、サステナビリティの経営統合・社内浸透等を推進。2021年4月より、リコージャパン株式会社コーポレートコミュニケ―ション部SDGs推進G 兼 株式会社リコー ESG戦略部。長野県立大学ソーシャルイノベーション研究科在籍中。

小林舞

株式会社博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 イノベーションプラニングディレクター
博報堂ブランド・イノベーションデザイン局にて企業やブランドのビジョンづくりと、ビジョンに基づく企業変革をサポート。現在は、博報堂SDGsプロジェクトメンバーとして、パーパスやマテリアリティの策定、社会的インパクトと企業の利益を同時実現するサステナビリティアクションの創出などを支援。

岩附由香

特定非営利活動法人ACE 代表
国際協力NGOセンター 副理事長
認定NPO法人ACE代表。上智大学在学中、米国留学から帰国途中のメキシコで物乞いする子どもに出会い、児童労働と教育を研究テーマに大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)へ進学。在学中の1997年にACEを発足させ、2005年にNPO法人化。現在児童労働ネットワーク事務局長、Global March Against Child Labour理事、エシカル推進協議会理事事も務める。2019年大阪G20サミットに向けたCivil 20 (C20)では議長を務める等、国際協力に関するアドボカシー活動に従事してきた。ACEは2016年『日経ソーシャルイニシアティブ大賞』国際部門賞を受賞、企業との連携を含めた問題解決のモデルが評価された。2023年第6回ジャパンSDGsアワードにてSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。著書に『わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて』、『チェンジの扉』。モットーは、ACE立ち上げのきっかけとなったカイラシュ・サティヤルティさん(2014年ノーベル平和賞受賞)からインスパイヤされた、Dream Discover Believe Do。2児の母。

プログラムのスケジュールやスピーカーなどは、予告なく変更となる場合があります。
イベント当日は、主催者や取材メディアによる写真・動画撮影などが行われ、各種広報媒体で使用させていただく場合があります。